メガゾーン23 PART Ⅱ 秘密く・だ・さ・い
キャラクタデザインは、PART Ⅰが平野俊弘さんで、PART Ⅱが梅津泰臣さんなんですが、キャラを寄せていこうという感じが全くなくて、完全に別人です。
キャラクタ以外も全体的にディティールアップされているんですが、今のアニメのCG作画と比較しても過剰なぐらいで、もうなんというか、情熱以外の何かでこなすことは無理だろうというレベル。
脇のキャラクタはモデルとなる実在の人物がいたりするのが、ちょっと安っぽさを感じます。特にダンプ(松本)は名前もそのまんまですからね。
市街戦が中心なんで、その辺も作画が大変なところ、18mとかの大きさのロボだと、少々大きさが狂ってても別に気にならないんですが、ガーランドだともう10cm狂ったら「あれ?」って思うレベルなんで、きっちり作画するの大変だろ。
比較的近いサイズの、コードギアスのナイトメアフレームも市街戦してましたが、高架の上とか割と比較対象物のないところで戦ってたように思います。
背景にある商品・会社名が、わりと現実そのままだったのが、いまではちょっとやらないだろうなー、という感じですが、このOVA自体がこうやって配信できているわけなので、今も許可なし実在名で、できないわけじゃないだろうとは思います。
実名を避けると、もじり名の面白さというメリットもあるし。
リアリティが出るとはいえ、あえて実名を使うリスクをとる必要もないかな、とも思いますが。