2007-07

鳶嶋工房10周年

7月7日で鳶嶋工房は10周年をなにげに迎えていました。
いやー、なんかいろいろやろうかと思っていましたが、なんもやりませんでしたというか、コメントもなしに通過。
そんなもんかもしんない。

2007-07-11

秘密の館 Ver.2

Game / IF / 秘密の館 Ver.2

「秘密の館」のシステムを、新しいバージョンのtextio対応しました。
 システムが変わっただけで、内容はほとんど変わってません。
「モチモノ」コマンドもありますし、注目名詞などもあるので、快適にプレイできるかと思います。

 次は「虚空の揺籃」の続きを作って、それが終わったらシステムのバージョンアップでもやろうかと思っています。

2007-07-15

萌えを分類してみたけれど

Game / IF / 虚空の揺籃は、ギャルゲーです。
 で、ギャルゲーに必要不可欠という萌えを研究しておこうと、萌えを分類して制作に取りかかったわけです。

 そして、ゲームを作りつつ同時に分析もやっていたのですが、ギャルゲーにおける萌えとは、極論してしまえば「母親をレイプすること」であるんでないかなー、というあたりで分析を止めてます。
 というのも、IFを公開して気づいたのは、どうも女性プレイヤー比率が高そうだということ。
 そんなときに男性の欲望むき出しな萌えを追求するのは、あまり良い方向性ではないような気がしてきたから。先を作るのがちょいと不安な感じになってきたわけです。

 幸い、「冷凍美女」の「不思議ちゃん」で「暴力女」で、「母親」で「幼なじみ」で、「世話焼き」でそのくせ「面倒くさがり」で、「エロいボディ」なのに「純情」で、主人公を体力的に「見下し」つつ、頭脳的に「手放しで褒め」る、そんなあざといキャラ造形のモトも、わりとウケが良かった。
 これはもう、これだけあざとくても「媚びてない」という一点に尽きるんじゃないかと。 

 横井軍平閣下曰く、「人間の欲望を無視して娯楽を作ることはできない、子供向けならなおさらそう」(意訳)というアグレッシブな言葉を糧に作っていたわけなのだけど、方向転換の必要性を感じて、結局まだ続きが作れていない次第。
 ゲーム原理に基づいた方向性で、システムから物語を作ることにしようかとも思ったが、既にできているキャラクタに感情移入してしまったので、もう破棄できない。たとえ女性に嫌われそうなキャラでも。
 でまー、折角のシステムもキャラクタも破棄したくないので、そろそろ公開していきたい。

 これから、一挙シナリオを書き直し、ほぼできた時点で公開していきたい。てなわけで、8月中には「虚空の揺籃」パラレル2、「ワル タマゴ」を開始します。
 と、締め切りを設けてがんばってみることにしました。

 ちなみに、Wikipedia:萌え属性なんてのがあることに最近気づいた。
 私が分類したものと、さほど大きな違いは無い。ただ、2chとかエロゲ系の知識は基本的に無いので、そのあたりをちょっと興味深く読んだ。
 でも、2chとかエロゲとか知らなくても、萌えの類型は「手塚治虫と高橋留美子があらかた開拓した」んじゃないかと思う。
 取り留めもなく終わり。

2007-07-27

日記カテゴリ作った

 インタラクティブフィクションを作るために、萌えを色々と調べていて思ったんだが、「メイドどうも!」作れよオレ。とゆーことだ。
 メイドの萌え要素に付いては一家言あるこのワタクシ。たぶん世界初のメイドインタラクティブフィクションを作るのは、私をおいて他にないのではないのだろうか、とゆーかニッチすぎて他にいません。

 そして案外、萌え要素(属性)いうのは体系化されていないということが分かった。
 今ならまだ第一人者になれる。
 なんせ前エントリが「萌え 分類」で、グーグルで二番めだもんな。ちょろいちょろいのチョロQだぜ。
 というか、世のひとの分析手法と、私のは相当違うようだ。
 そのせいもあって、現在「格闘レバー操作コマンド」は人気コンテンツだ。案外こういう主観の少ない羅列方式は他にあまり無い手法だからだろう。てゆーか、とにかく主観は置いておいて、収集羅列するのが科学的な手法というもんだっ!!
 まず主張ありきとか、そんなんダメです。収集して分析した後に主張が発生するのです。
 と言いつつ、主観入りまくりの収集手法なんですがー。

 それはともかく、久しぶりにインタラクティブフィクションのシナリオ書いていたら、実に手間がかかる。
 びっくりした。
 シューティングゲーム作った方が楽かもしれない、とかシューターを敵に回す発言をしたくなるが、シューティングゲームにも一家言を持つ私は、おいそれとそんな発言はしないよのさ(ピノコか)

 気楽に更新するために、日記(Diary)という項目を作った。というか最初に作れよ。
 そんなわけで、更新頻度を増やすつもり。

2007-07-29