前作バトルマニアで、メガドラユーザーの失笑を買った、まにあとマリアの二人が、客席の一階右手の方を集中的に笑わせるために帰って来た。
「バトルマニア大吟醸」
ふざけたタイトルである。
マニュアルがイカシ(レ)ている。
普通の人はついてこんで良いという意気込みが感じられる。
...イイかもしれない。
で、肝心のゲーム内容は、相変わらずな感じで、ファンなら御満悦ではなかろうか。
ともかく、全編濃い感じでおしゃれさから無縁の荒野を突っ走っているという、困ったゲーム。
時々こういうどう扱って良いか判らないものが(特にシューティング)でてくるが、「まあ、あまりガタガタいわずに笑ってあげる」のが正しい遊び方なんでしょう。
シューティングとしての難易度は前作よりUPしていて、個人的には前作のヌルさが好きだったので、どうかとも思うが、シューティング全体のレベルからみると「チョイ低め」だろう。
また、オプションで選べる項目も増え、いろいろな遊び方が出来、前作よりも長く遊べるソフトになっているのも注目しておきたい。
プログラムは技術レベルが結構高く、なかなか凝ったことをやったりしている。
タイトルとは違い、かなり大真面目に作ったことが伺える。
ただ、前作でもそうだったが、ちょいちょい「マリア(オプション)」と「まにあ(本体)」を間違えて弾を食らってしまうのは、いかがなものか。マリアをもう少し控えめな色にしてほしかった(ガタガタいっとるいっとる(笑))
そこで結論。
「人を選ぶが、なかなか良いゲーム」
1998-01-31