数値の読み書き

タブ区切りのテキストをリストに

 タブ区切りやコンマ区切りの数字を並べた適すとを、数字のリストとして読み込む基本的な方法は「テキストの読み込み」に詳しく紹介したので、そちらを参照して下さい。
 ファイルから数値を読み込む場合の、主な利用方法はこれで判ると思います。

テキストで書き出す

 数値を書き出す場合に、まず考えられる方法は、テキストとして保存する方法です。
 タブ区切りの数値ならば、多くの表計算ソフトで読み込めますから、そちらとの連係を考えた場合、もっとも有効な手段でしょう。
 数値をリストで扱う事が多いと思いますから、ここでも数値リストを書き出してみます。

set numList to {1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9}

saveNumList(new file, numList)

on saveNumList(theFile, theList)
	set tmp to text item delimiters
	set text item delimiters to ","
	try
		set fPointer to open for access theFile with write permission
		set eof fPointer to 0
		write (theList as string) to fPointer
	on error
	end try
	close access fPointer
	set text item delimiters to tmp
end saveNumList

リストをそのまま書き出す

 特に表計算ソフトなどとの連係を考えないならば、いきなりリストを保存してしまった方が面倒がありません。

set numList to {1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9}

saveNumList(new file, numList)

on saveNumList(theFile, theList)
	try
		set fPointer to open for access theFile with write permission
		set eof fPointer to 0
		write theList to fPointer
	on error
	end try
	close access fPointer
end saveNumList

リストを読み込む

 先ほどリストのまま書き出したファイルを読み込むスクリプトです。
 特に変な処理はしてません、素直なもんです。

loadNumList(choose file)

on loadNumList(theFile)
	try
		set fPointer to open for access theFile
		set theList to read fPointer as list
	on error
	end try
	close access fPointer

	return theList
end loadNumList

 他にも色々と数値の保存方法は考えられますが、とりあえずこんな感じで。


2000-07-02 -2002-01-08