do shell script 文字列1
	[administrator privileges 真偽値1]
	[password 文字列2]
	[altering line endings 真偽値2]

引数(Parameters)

文字列1シェルスクリプトの命令
真偽値1管理者権限で実行するか(デフォルト:false)
文字列2管理者パスワード
真偽値2行末をMac形式に変換するか
(デフォルト:true)(ver.10.1.3以降)

結果(Result)

文字列命令の結果

解説(Note)

 シェルスクリプトを実行し、結果を返す。
 Mac OS Xは、BSD系のUNIXをベースにしたOSなので、シェルスクリプトが実行可能となっている。
 10.1では、アプリケーションのTerminalを使う必要があったが、10.1.2からはOSAXを使ってシェルスクリプトの実行が可能になった。
 このことで、POSIX fileと合わせて、AppleScriptとUNIX環境との親和性が大幅に向上している。
 当然だが、AppleScriptだけでなくシェルスクリプトの知識が必要。
 なお、使われるシェルは'sh'であり、terminalのデフォルトである'tcsh'ではないので注意(10.3以降はterminalのデフォルトは'bash')

 pathなどの環境変数は、do shell script専用のものが用意されており、基本的に変更できない。
 これは、スクリプトが環境依存しすぎることを回避するためのようだ。
 詳しくは、次のテックノートを参照してほしい。
 Technical Note TN2065: do shell script in AppleScript

用例(Example)

  1. do shell script "ls"
  2. do shell script "iconv -f UTF-8 -t SHIFT-JIS " & quoted form of "~/test.txt"

※1,2 結果ウィンドウでResultを見て下さい。