middle

「中央」項目の中央を参照

引数(Parameters)

クラス識別子	指定するクラス
様々な値	コンテナオブジェクトの参照 リスト,文字列のいずれか

解説(Note)

　全項目の中央を指定する参照形式で、番号参照ができるオブジェクトならば、この参照方式も使えると考えてよく。基本的な性質は番号参照と同様である。
　全項目数が偶数の場合は、前の方の項目を返す。

【バグ情報】
　項目が少ない時は、多少おかしな挙動がある。例えば「middle item of {}」は「-264241089」という結果を返し、「middle integer of {"text"}」の結果は「"text"」になってしまう。
　指定できるオブジェクトが存在しない場合はエラーやクラッシュとなるので、慎重を期すならば、実行前にアプリケーションのexists命令を使い、オブジェクトがあることを調べておくか、tryブロックの中に置く必要がある。
　一応はMac OS9.1(AppleScript1.5)で修正されたということだが、挙動不審なのは相変わらずである。

用例(Example)

1. middle item of {"α", "β", "γ", "δ"}

2. tell application "Finder"
   	middle folder of system folder
   end tell

3. middle word in "a b c d e"

※1,2 結果ウィンドウでResultを見て下さい。