要素(Elements)

選択中のオブジェクトの持つ要素に準拠

属性(Properties)

textクラスから継承された属性
contents様々な値
選択範囲の持つデータ

解説(Note)

 現在選択中のオブジェクトを表すオブジェクトで、applicationオブジェクトやdocumentオブジェクトの属性の形で存在する。
 属性として設定されていると言うことは、もしかしたら参照の一種なのかもしれない。実際に使う時にはあまり気にすることもなく「選択範囲はselectionだ」ぐらいの認識で使って良い。

 select命令を使って設定される。
 継承された属性は、そのアプリケーションが扱っているデータや、選択中のデータの種類によって変わる。この場合は、テキストを選択している場合である。
 文字と文字の間のような、挿入位置を指定する場合は、insertion pointオブジェクトを使う。

用例(Example)

  1. tell application "スクリプティング対応エディタ"
    	contents of selection
    end tell
※1 結果ウィンドウでResultを見て下さい。