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時刻とクッキー

Cookieは揮発する

 cookieは使用期限を設定しておかないと、すぐに消えてしまうので、前cookieを使った時はいきなり消えていた。それでは日をまたいでの使用はできないので、ゲームの記録として使うにはいささか困る。
 そこで、今回はきちんとcookieの使用期限も設定しようというわけ。


時間関数を使えないとね

 時刻の読み出しや設定ができないことには、cookieに設定しようにも上手く行かないので、そこら辺の関数などに慣れてみることにする。
 前に時計を作った時は、サンプルスクリプトをいじっただけなので、実はまだ使い方が良く分ってなかったりする。
 まずは現在時刻の表示から。一度、時刻用の変数(オブジェクト)をnew Date()で設定して、それをいじるのがJavaScriptの作法のようだ。
 new Date()で設定すると、変数には現在時刻が自動的に代入されるので、その変数を表示してやれば、現在時刻の表示は完了。



 うむ、こういう表示形式なのか、まずはきちんと表示されたのでよし。


いろんな時間を調べよう

 タイマー関連は、結構関数が充実しているので、この際良い機会なので、一通り動きを調べてみることにする。
 new Date()で設定した後、「設定した変数.get...()」という形で「...」に取り出したい時間要素を指定すると、数字が返ってくるという仕掛けのようだ。
 ちなみに曜日は、0が日曜....7が土曜となっている。

 これらの関数のgetの部分をsetにすると、Dateオブジェクトの価を容易に変更できるということで、これはなかなかに便利。
 さらには、グリニッジ標準時などの日付に変換することも可能。

 それぞれ、書式が違っていて、非常に混乱する。
 cookieには、グリニッジ標準時の書式が使えるそうなので、それでいってみることにする。


んじゃ、cookieを設定

 期限を設定するには、cookieファイルに書き込む時に「;」で区切って「expires=使用期限」と書けば良いということらしい。
 getDate()とsetDate()を使って10日後までに設定することにした。
 「名前=書き込む内容」としてcookieに書き込むと、幾つも設定できるようなので、試しにやってみる
 スクリプトは以前作ったものを流用する。

 前cookieを使った時のページでまたcookieを使ってみると、見事に二種類が記録されている。

 今日はここまで。


[02.10.1998]
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