TF サイト構築用モードセット
上山大輔さん作のMac用高機能テキストエディタ mi用のモードの無料セットです。
XHTML + CSS + JavaScript(DOM)でサイト作っているひと用。オマケでXMLとXSLのモードもあります。
基本的にUTF-8、LF、XHTML1.1で作ることを想定しています。特にXHTMLでないHTML4.0などを書くのは、ちょい面倒なので、他の人が作ったモードを使った方がイイかもしれません。
非推奨系タグは真っ赤に表示されるので、非常にかっこわるく目立ちます。
以下、主要な機能のみを紹介します。一部旧MacOSでは動かなかったりしますが、そんなもんだと思って使って下さい。
ダウンロード
TFXHTMLformi.zip (840Kbytes)
インストール
とりあえずmiを開いて、メニュー[オプション]-[モード設定フォルダを開く]でフォルダを開き、そのフォルダにreadme.htmlファイルと同じ場所にある、TF01XHTML、TF02CSS、TF03JavaScript、TF04XML、TF05XSLの全フォルダを移動します。
一旦miを終了します。以上でインストール終了です。
正式にはインポート機能を使うのでしょうが、こっちの方が簡単です。
TF01XHTMLモード
タグ挿入メニュー
タグを挿入するメニューは、| が頭にあるのはブロック要素、 _ が頭にあるのはインライン要素です。
メニューの上の方からずらりと列んでいて、タグを忘れた時のリファレンスとして働くようにできています。
使用頻度の高いもの以外はCtr + Cmd のコンビネーションでショートカットを割り当てています。
紹介したのはメニューの一部ですが、私自身はほぼこれらだけでXHTMLを書いています。
- [タグをつける...] : Cmd + T
-
ダイアログに2文字程入力すると、あとは適当に補完してタグで括ります。
<p>のような1文字のものは勿論1文字ですし、3文字以上のタグも全部打ち込んでも途中で止めても構いません。
<br />のような、空タグの場合は選択範囲の後ろにつきます。
極端な話、このコマンドさえあれば、他は必要ありません。
類似の機能に[各行にタグづけ...]があります。こちらは選択した範囲の各行をタグで挟みます。空は後ろ。
- [本文]-[見出し]-[|<h1>] : Cmd + 1
- 見出しです、h1〜h6がCmd + 1〜Cmd + 6に対応しています。
- [文書構造・宣言] -[UTF-8(LF)] : Cmd + 0
- 骨組みを作ります。ひな形を作ってしまうともう使わない機能ですが、HTML4.0をXHTML1.1に変更するときは便利かも。
- [表]-[CVS=>table]
-
選択範囲のコンマ区切りデータを、テーブルに変換します。
便利かなーと思って作ったんですが、作ったことを忘れて普通の検索メニューで[ , ]を</td><td>に置換してることが良くあります。
- [本文]-[_<abbr>省略語] : Ctr + Cmd + A
-
選択範囲にある省略語(例えばHTML)の正式名称を付加して括ります。
変換テーブルは、モード設定フォルダの/TF01XHTML/Scripts/abbr.plです。中にないものはガンガン追加して使って下さい。
ブラウザに関連するメニュー
- 設定... : Sft + Cmd + [ , ]
- ブラウザを設定しておきます。
- [リンク・オブジェクト]-[_<a>リンク] : Cmd + L
- 設定したブラウザで開いているページにリンク。
- [ブラウズ]-[設定ブラウザ] : Cmd + R
- 設定したブラウザでページを確認します。
- [本文]-[_<blockquote>引用] : Ctr + Cmd + B
-
クリップボードの内容を引用文として、設定したブラウザで開いているページを引用元とします。
便利かなと思ったんですが、そもそも引用ということを全然やらないもので、全く使ってません。
割とよく使う機能
- [直後のタグを削除] : Ctr + Cmd + R
- キャレット直後のタグを取り除きます。かなり便利。
- [実体参照]-[実体参照に変換] : Ctr + Cmd + E
- 実体参照で書かなければいけない&などを&に変換します。
- [意味付けセット]-[<span>date] : Cmd + [ ; ]
- 現在の日付を埋め込みます。
標準メニューの機能
- [対応文字列入力] : Cmd + J
- 閉じタグなどの対応した文字列を入力できます。
- [ツール入力モード] : Cmd + Y
- 数回タイプすることでメニューを選択できます。
メニューにない機能
- <br />を入力して改行 : Sft + return
- 単に<br />を入力するのは、IMに登録して下さい。
- 改行</p>改行<p> : Opt + return
- 段落を途中で分けるための機能です。
画像ファイルやHTMLファイルをドロップすると、自動的にそれなりのタグを生成します。
ジャンプメニューにはh1〜h6の他、dtなんかも登録されますが、ちょっとうざいかもしれません。適当にカスタマイズして下さい。
TF02CSSモード
- [色]-[カラーピッカー] : Ctr + Cmd + C
- カラーピッカーで選択した色を挿入します。
TF03JavaScriptモード
TF04XMLモード
TF05XSLモード
もう説明するの面倒くさい(わはははは)
各モードはCtr + Cmd + 1〜5で切り替えられます。
Cmd + 0でひな形を作り、Cmd + 9がコメント、Cmd + Rでブラウザで表示なのは共通です。
作ったはいいけど、ほとんど使ってないのでXHTMLモード程の完成度はないです。
その他
各モードDashbordウィジェット用のメニューが幾つかあります。
Ctrl + のキーバインドは、個人的好みでWordStar風にしてあり、Ctrl + ESDXおよびその周辺キーでカーソル移動ができます。
Ctrl + Gでキャレットの後ろ削除、Ctrl + Hでdelete、Ctrl + Mでreturnです。
ツールバーは表示しても何もありません。とくに置いて便利な機能も思いつきませんでした。
メニューの簡単なカスタマイズ方法は、Optを押しながらツールメニュー選択です。
XHTMLを書くことが多いひとは、オプション1のCmd + Nで開くモードを[TF01XHTML]にしておくとイイかもしれません。
2008-04-06
©鳶嶋工房