ソニック・ザ・ヘッジホッグ3

対応機種・周辺機器
MEGA DRIVE
ジャンル
スクロールジャンプアクション
著作・制作
(c)SEGA 1994

 世界で一番有名な針ネズミことソニックのシリーズ第3弾!
 サターンの時代になっても、セガと言えばソニックと言うぐらい強烈なイメージを持ったキャラクターで、欧米のテクノ好きの人々とその周辺にムーブメントを引き起こしたのも有名なところである。

 流石に3作目ともなると、完全に慣れた作りで「ほとんど隙無し状態」と言える。
 その独特のポップなグラフィックは完成形を迎え。音楽もメガドライブで出来ること全部やった感がある(ただ、2のようにオプションで音楽や効果音のテストが出来ないのが淋しいところ。CDを買えと言っているのだろうか)
 高速スクロールはよりスムースに、仕掛けもより派手に多様になり、まさにシリーズの最高峰と言う出来。
 一度クリアしても、隠れたコースを捜したり、カオスエメラルドを集めたりと、クリア以外の遊びにも事欠かない。

 また、レース形式のコンペティションモードは対戦や、タイムアタックがかなり熱い(マリオカートの対戦が異様に面白かったのを思い出す)
 バッテリバックアップも付いて、私のようなジャンプアクションの下手な人間もどうにかなるようになったのも嬉しい。
 難点は、やはり基本的にマニアックなゲームであることで、MDゲーム全般の特徴でもある(そこが良いと言う人はもちろん多いが)

 そこで結論。

「ジャンプアクションの雄、本体ごと買っても損無し」

P.S.オープニングのレンダリングされたソニックを見て、サターン用は本体発売と同時に出ると思っていた人間は多いだろう。


1998-07-22