ランドストーカー

対応機種・周辺機器
MEGA DRIVE
ジャンル
ファンタジーアクションRPG
著作・制作
(c)SEGA CLIMAX 1992

 天才プログラマー内藤寛による会社クライマックスがおくる、ファンタジック3Dアクションロールプレイング。
 その緻密なグラフィックと高低差のあるマップはプレイヤーを異なる世界へぐいぐい引き込む。

 このゲームを一言でいえば、クォータービューの「ゼルダの伝説」といえ、基本的なルールに、かなり類似性が見られる。
 ただし、このソフトは3D表現を使用しているので、かなり毛色の違ったものになっている。

 DDS520(DiamondShaped Dimension System)と、パッケージにプログラムシステムのロゴが、デーンと載っている。ゲームソフトとしては、かなり珍しい、余程プログラムに自信があったようだ。

 実際このシステムの出来はすばらしく、見事に3Dを表現している。
 最近流行のポリゴンとは違った、箱庭的な味のある、個人的にはかなり好きな手法である。

 惜しむらくは、オブジェクトに影が付いていないので、3次元的な位置が非常に把握し辛い。
 1画面中のオブジェクトが増えると、かなり処理落ちを起こしていたので、泣く泣く影の部分は削ったものと予想されるが、オブジェクト数を減らしてでも影は付けるべきだったとは思う。

 マニュアルの言葉を借りると、

”「DDS-520」によって・・(中略)・・合計700枚にもなるマップが、すべてちゃんとつながっていて巨大な箱庭になっているのです。”
(強調 とんび)

 とあり、マップ構成は非常にリアルで納得のいく物になっている。

 また、これでもかと言わんばかりの、トラップのアイディアとその量には、ただただ脱帽するしかない。パズル物としても十分通用するもので、そのデザインは、往年の名作「キャッスル エクセレント」をホウフツとさせる。
 おもわず、マッピングしてしまうところだった(キャッスル エクセレントは、やった)が、3Dは、マッピングし辛いので、やめた。

 難点は、アクションゲームとしても、パズルゲームとしても、少々難しいということだろうか(私は途中で何度か挫折しそうになって、やっとのことで終了させた)
 「ゼルダの伝説」のように、割と誰にでも奨められるものではない。

 そこで結論。

「人を選ぶ、ただし歴史に残る名作」

p.s. 昔MSXとファミコンに狼男の探検家が、迷宮に挑む同じくクォータービューのゲーム「ナイト・ロアー」ってのが出てたが、そっくりなんですが、内藤さんパクった?
 「ナイト・ロアー」は、そんなにおもろく無かったけど。


1997-08-25 1997-10-20 2002-03-29