独特の世界観のファンタジー世界で繰り広げられる「黄金の斧」を巡る血沸き肉躍る格闘アクション。
「ダイナマイト刑事」に連なるセガ横スクロール格闘アクションの元祖的存在。アーケードの名作ゴールデンアックスが、メガドライブに登場。
このゲームで特筆すべきは、魔法やダッシュなどの行動選択枝の豊富さもそうであるが、「世界観の良さ」がある。
基本部は「D&D」系のものではあるのだが、巨大な亀や鷲、このゲームのオリジナルデザインの生物、さらにはゲームのタイトルでもあるゴールデンアックスの伝説などが、気分を盛り上げくれる。
グラフィックも(当時としては)かなり綺麗な部類にはいる。
アクションも(当時としては)かなり豊富でキャラを動かしている気分になる。
ゲーム的には、敵からハメられてボコボコになって脱出できなくなる場面が多かったり、コンティニュー回数が少なかったりと、難易度が妙に高く、いかにも初期のメガドライブソフトといった感じである。
相当前のゲームなので、ゲームセンターのものの記憶が怪しいが、敵の数や出現パターンなどが違っているようで、移植度としては、あまり高くないようだ。
そこで結論。
「流石に古いが、雰囲気は良い」
1998-03-15