ブレスオブファイアのカプコンが、キャラクター・モンスターデザインに天野喜孝を迎えて放つ、連作RPG。
今回は9〜11話の3本。
「属性屋」という武具の属性を変更できる店が新しくできた。
今までは、属性を変更するためだけに武具の合成を行う必要があったため、「多少きつくてもそのままで行っちゃえー」と言う事も多く、せっかくの「状況に合わせて属性を選択する」というアイディアが無駄というか邪魔になりがちだったが、安価で属性変更が可能になり敷居が低くなった。
ただ、今回は光属性(どの属性にもそれなりに対応できる属性)の武具の出現が多く、結局それほど属性変更はしなかった。
少々このシステムに迷いが出てきたのかもしれない。
ストーリーが進んで仲間の特殊能力も増えてきたし、魔法の元となる魔硝石のバリエーションも増え、戦闘が面白くなってきた。
それから、4巻でも新たなキャラクターが仲間になるのだが、最大8人となると全く使わないキャラクターも出てきた。
予想通りではあるが、コレからまだまだ増えるのだからどう対処して行くのか、カプコンの手腕が問われるところだ。
逆に、このくらいの数になってくると、梁山泊に集まる英雄のような雰囲気も出てきて、それはそれでなかなかに楽しい。
巻数としては全体の半分を超えたトコでもあるし、そろそろ全体を通した目的というものが欲しくなってくるが、そのあたりはまだ曖昧なまま。
今回は、モンスターギャラリーの他にミュージックモードが付いた、CMのムービーは無し。
そこで結論。
「中だるみ気味」
2003-03-28