エルドラドゲート 第4巻

対応機種・周辺機器
ドリームキャスト モデム・キーボード・VGA対応
ジャンル
連作ユニットRPG
著作・制作
(c)CAPCOM 2000,2001 YOSHITAKA AMANO

 ブレスオブファイアのカプコンが、キャラクター・モンスターデザインに天野喜孝を迎えて放つ、連作RPG。
 今回は9〜11話の3本。

「属性屋」という武具の属性を変更できる店が新しくできた。
 今までは、属性を変更するためだけに武具の合成を行う必要があったため、「多少きつくてもそのままで行っちゃえー」と言う事も多く、せっかくの「状況に合わせて属性を選択する」というアイディアが無駄というか邪魔になりがちだったが、安価で属性変更が可能になり敷居が低くなった。
 ただ、今回は光属性(どの属性にもそれなりに対応できる属性)の武具の出現が多く、結局それほど属性変更はしなかった。
 少々このシステムに迷いが出てきたのかもしれない。

 ストーリーが進んで仲間の特殊能力も増えてきたし、魔法の元となる魔硝石のバリエーションも増え、戦闘が面白くなってきた。

 それから、4巻でも新たなキャラクターが仲間になるのだが、最大8人となると全く使わないキャラクターも出てきた。
 予想通りではあるが、コレからまだまだ増えるのだからどう対処して行くのか、カプコンの手腕が問われるところだ。
 逆に、このくらいの数になってくると、梁山泊に集まる英雄のような雰囲気も出てきて、それはそれでなかなかに楽しい。
 巻数としては全体の半分を超えたトコでもあるし、そろそろ全体を通した目的というものが欲しくなってくるが、そのあたりはまだ曖昧なまま。

 今回は、モンスターギャラリーの他にミュージックモードが付いた、CMのムービーは無し。

 そこで結論。

「中だるみ気味」


2003-03-28