イベントコマンドのウィンドウを調べてみた
今回はイベントコマンドを使って呼び出すことができるウィンドウを調べてみようと思います。
コマンドで呼び出せるウィンドウは?
具体的にはどのイベントコマンドかというと。
タブ[1]の[メッセージ]にある[文章の表示]、[選択肢の表示]、[数値入力の処理]、[文章のスクロール表示]。
タブ[3]の[シーン制御]にある[名前入力の処理][ショップの処理]、という感じになります。
[メニュー画面を開く]、[セーブ画面を開く]については前回やりました。
Window_Message
右上はイベントコマンド[選択肢の表示]で出てくるWindow_ChoiceList
。
下が、イベントコマンド [文章の表示]で出てくる Window_Message
。
[数値入力の処理]で出てくる Window_NumberInput
。
いろいろRPGツクールMVのゲームをやってる人でも、見た事ない画面かもしれません。
実は数値を入力する箇所は、直前のコマンドをクリックやタップで選択していると、このような矢印ボタンが出てくるのです。
[イベントアイテム選択]で出てくる Window_EventItem
。
実は、Window_Message
に、Window_ChoiceList
、Window_NumberInput
、Window_EventItem
が含まれていて、シーンに近い役割を持っています。
最初の Window_ChoiceList
の画像のように、メッセージウィンドウと共に使用されることがあるので、その辺の管理を Window_Message
が請け負っている感じです。
Scene_Name
イベントコマンド [名前入力の処理]を実行すると出てくるシーンです。
上が、 Window_NameEdit
。
下が、Window_NameInput
。
Scene_Shop
イベントコマンド [ショップの処理]を実行すると出てくるシーンです。
ショップが開いた直後に下に出ている空のウィンドウは Window_Base で作られたダミーウィンドウです。
この画像は[購入する]を選んだ時です。
上が、Window_Help
。
中央左が、Window_ShopCommand
。
中央右が、Window_Gold
。
左下が、Window_ShopBuy。
右下が、Window_ShopStatus。
この画像は[購入する]の後アイテムを選択すると出てくる、個数入力の画面です。
左下が、Window_ShopNumber 。
これも[数値入力の処理]と同じく、クリック・タップ操作用のボタンが出てきます。
この画像は[売却する]を選んだ時です。
下から二つ目が、Window_ItemCategory。
下が、Window_ShopSell。
雑感
並べてみると、タブ[1]の[メッセージ]とタブ[3]の[シーン制御]に分かれてるのがよくわかんないですね。
ウィンドウ関連は全部、同じタブにあるべきだと思います。
正直、使うたびに迷子になるんですよね「あれー、メッセージあったと思うんだけどなー」みたいな。
Window_Message
に含まれている処理かどうかで分類してると思うんですが、そんなんユーザの知ったこっちゃないですよね。
プログラム的な都合で分類されてもピンときません。
例えば[数値入力の処理]と[名前入力の処理]が離れて配置されてるのとか、意味わかんないです。どう考えても同類じゃないですかー!
そこで結論。
[メッセージ]と[シーン制御]に分かれてるから、迷子にならないように気をつけろ!