参考:Category:1981年のコンピュータゲーム - Wikipedia
麻雀をフィーチャーしたゲームはそれまでもあったが、麻雀のルールに則ったコンピュータゲームとしては、このゲームが初といえる。
牌に対応したA〜Nのボタン+リーチ・ロンなどの機能ボタンで構成された「マージャンパネル」と呼ばれる入力装置を持った初の筐体でもある。
タイトーが大規模なライセンス販売を行ったため、タイトーの製品と思われていることも多い。
なお、このアルファ電子は後にADKとなり、ネオジオ用の「ワールドヒーローズ」や「ティンクルスタースプライツ」などを開発する。
パッと画面だけを見ると同社「ギャラクシアン」のマイナーチェンジにしか見えないが、一度敵に自機を奪わせた後に取り返すとパワーアップ、更に凝ったボーナスシステム、チャレンジングステージ(ボーナスステージ)など、優れた新仕様の追加で前作をしのぐ人気を博しロングヒットとなる。
見た目に大きな変化が無くてもゲーム内容で売ることができる、という事を証明した名作。
正面のショットと下に落ちるボムの打ち分けによる奥の深いルール、スクロールによる多彩なマップと絶妙なゲームバランス。
LSIゲームとしてもヒットした。
なお、1980年に発売された「Defender」とは酷似しているが、たまたま似たというのが正解らしいので、先祖に「Defender」は書かない。
オープニングデモやがらりと変わるステージなどの物語を感じさせる演出、ジャンプアクションの発明など、エポックメイキングな内容を数多く持った名作。
任天堂の看板キャラクタであるマリオの初登場タイトルでもある。
そのヒゲは、少ないドットでキャラクタ性を持たせるために付けられたというのは有名な話。
ちなみに本作に登場するヒロインの名前はレディーであり、ピーチ姫ではない。
そのころの人気ゲームの例に漏れず多くのコピー基盤が出回り、それに対して任天堂が厳しく当たった。
逆に、プログラム担当の会社から、無断複製の著作権侵害を理由に訴えられ、和解している。
また、キングコングのキャラクタを使用したとして訴えられたが、類似性はないという事で勝訴している。
ゲームの著作権問題を考える時にも外せないタイトル。
後にゲーム&ウォッチの二画面モデルに移植され、その際十字キーを発明した偉大な機体となった。
パーティープレイによる高い戦闘バリエーション、広大なダンジョン。
物語を捨て、レフェリー型ダンジョンマスターにシステムが徹したため、逆に多くの物語がプレイヤーの中に産まれた。
この年は、パッケージとして発売された年であり、実際の開発期間(= プレイ期間)はもっと前からあった。
第二次大戦中のドイツの城に潜入し、爆弾を仕掛けることを目的としたゲーム。
戦争中を舞台にしたゲームだが、敵を倒すことに主眼を置かず、隠れて敵を突破することに主眼を置いているのが面白い発想だ。
このゲーム自体はそれほど有名でもないが、このゲームが切り開いた道からステルスゲームとFPSという一大ジャンルが2つも産まれたのは特筆すべきことだろう。