参考:Category:1977年のコンピュータゲーム - Wikipedia
VCSと呼ばれることも多い、カートリッジを入れ替えることによって、様々なゲームが楽しめる画期的システムを搭載したマシン。
累計出荷台数は1400万台を超える化け物マシンであり、ゲームセンターのゲームの移植を目玉とし、様々な傑作・名作ゲームが発表された名機でもある。
VCSは後にAtari 2600に改名されて販売され、1982所謂アタリショックを引き起こしたマシンとして有名になってしまった。
このゲーム機のコントローラの「アタリ規格」というデファクトスタンダードとなり、MSXなどのパソコンや、SCシリーズなどのSEGAのゲーム機で使われた。
Adventureに触発され、公開後も様々な改良を加えながら進化した、MITのメインフレームで開発されたオリジナルを分割し、市販パッケージ化したものがZork I1980-10。
実質的なアドベンチャーゲームの元祖。全てテキストで表され、コマンドもテキストを入力して行なう。
Adventureに比べ、構文解析は高度化しマップも広大に、メッセージは豊かになった。
テーブルトークRPGを元にしているため、そのメッセージは極めてダンジョンマスター(会話)的だ。情景描写だけでなく、プレイヤーの行動に対する「感想」のようなメッセージも多い。
メインフレームのゲームとして制作されたこともあり、シリーズ当初から広大な世界を描き出す事に成功した。
I,II,IIIと続くゾークトリロジーは、フリーウェアのゲームとして、インフォコムのサイトでダウンロードできる。
Infocomのサイトによれば、ここでダウンロードできる「Zork I」は、部屋数:110、語彙数:697、オブジェクト:60のボリュームを持っている。
非アーケード系ゲームの源流は、ほぼこのコンピュータで生まれたと言っても過言ではない。
当時としては飛び抜けた「カラー」グラフィック機能や、存在自体が革命的なサウンド機能、ジョイスティック端子の標準装備、さらには比較的初期にフロッピーディスクドライブが提供された事も、ゲームの進化を促した。
シーソーを左右に動かし、ピエロを落とさないように受け止めながら風船を割っていく。シューティングゲームの一種と言ってもいいだろう。
初の音楽を奏でたゲーム。イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)のアルバムの曲にサンプリングされ収録されたことでも有名。YMOの細野晴臣は後にゼビウスのアレンジバージョンなどを収録した「ビデオ・ゲーム・ミュージック」1984で、ゲームミュージックを音楽の一ジャンルとする切っ掛けを作った。