1976年

参考:Category:1976年のコンピュータゲーム - Wikipedia

タイトル
Breakout
ジャンル
ブロック崩し
視点
サイドっぽい
著作・制作
(c)ATARI 1976
先祖
PONG
子孫
スペースインベーダ / アルカノイド

 1人用のゲームとして特化したPONGとも言える。日本では「ブロック崩し」の名称で有名。
 シューティングゲームが、機体を画面下に置き上部の敵を破壊するという文脈は、このゲームによって規定されたと言ってもいいだろう。

タイトル
Adventure
ジャンル
ロールプレイング・アドベンチャー
視点
無し(文章としてはyouなので、オウンと解釈できる)
著作・制作
(c)Willie Crowther & Don Woods 1976
先祖
Dungeons & Dragons
子孫
Zork / ROGE / Mistery House / 脱出王

 MITの学生がFORTRANで作ったものなので、正確な制作・完成年は断定できないが、ARPANetに乗った1976年を完成とする。
 そのような開発経緯なので、FreeBSDパッケージに含まれている事もある。
 タイトルは「Colossal Cave Adventure」とも言われ、「ADVENT」とも言われる。
 ファイル名の長さの制約に引っかかってADVENTUREが全部入らないため、実際のファイル名はADVENTと略されていた事による通称だという話。後に「Colossal Cave」と命名される。

 コンピュータ上で、テキストを用いてゲームを行なおうという初の試み。
 テーブルトークRPGであるTSR「ダンジョンズ&ドラゴンズ」1974をコンピュータ上で再現しようというのが目的だったため、洞窟探検を目的としている。
 ある意味では、独立したゲームではなく、ゲームマスターシミュレータ、とも言えるかもしれない。
 また、当初はコマンドは2単語(動詞 目的語)しか受け付けない仕様だったようだ。