とりあえず宣言
さて、これから何を書くつもりなのか
漫画の中のUI
漫画で使われる文法、手法、原則を収集分類する。漫画作品論・漫画作家論・漫画文化論ではなく漫画方法論・漫画理論・漫画技法を研究する。
もっと言えばユーザインタフェース(User Interface)としての漫画を研究する。
漫画の様々な表現の言語化も目的の一つとしたいが、演出方法にはあまり踏み込まない。
紙などの特定の媒体前提の用語は特に説明しない。例えば、裁ち切りは単にページの外側として扱い、本を裁断する際に云々はナシ。
当然ペンや定規・トーンの使い方、ComicStudioやPhotoshopの使い方のような技法や道具の説明・研究もしない。例えば、ペン先を使い始める前は油を拭くとか、タブレットのペンの芯は竹串を削って代用にできるとか言わない。
あのキャラが好きとか、あのシーンは感動したとか、そんな読書感想を中心にする気は全くない。
私の漫画の腕はヘボ中のヘボなので、例が例として成立しないこともままあると思うが、そのへんはご容赦願いたい。
かといってスキャナ持たないので、引用もしない。
また、知識不足による嘘も多々書いてしまうことと思う。そこは優しくも厳しいご指導ご鞭撻をお願いしたい。よーするに間違いはツッコミよろ。
私はそこそこの漫画オタクであると同時に、ゲームオタクであり、プログラミングなんかもやるので、漫画の持つUIという側面から語るには、そこそこ適した人物ではあると思う。
たぶん、漫画はあまりこの方面から語られることがなかったと思う。世の中はバリエーションが必要だ。
どのへんの領域?
私がどんなものを漫画と捉えているか書いておく。
コマがあり、フキダシがあり、キャラクタがいる作品、というのを基本にする。
参考:漫画 - Wikipedia
とはいえ、あんまりこのへんの定義には頓着せずに漫画と、アニメやゲームを含む、その周辺を取り上げていく。
私は漫画にはゲームほどは拘りがない。というか、このコーナーもゲーム作りやゲーム語りに還元できるといいなぁ、なんてのが制作目的のひとつだ。
具体的にはどんなことを?
主に、様々な漫画の中の部品を命名し分類していくことをとりあえずの活動内容としたい。
名前がついてないと、語ろうにも語れない。
そこで結論。
漫画文法・オブジェクト辞書を作るぞっ!