変数やハンドラ、スクリプトオブジェクトの名前には、ある程度の慣習的なものがあります。プログラム言語で規定されているわけでは無いのですが、皆よく使っている表現です。
一文字変数
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略語
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値の種類
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参照しているオブジェクトの種類
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コレを使うベシという訳ではありませんが、他人のスクリプトを読む時に知っていないとワケわかんなくなる危険性もあるので、さらさらっと見ておくといいでしょう。
略語を多用すると、他人が読めないどころか、自分も読めなくなる可能性があるので、程々に。
変数、ハンドラの各々については、「変数の命名方法」「ハンドラの命名方法」「オブジェクト・属性の命名方法」も参照して下さい。
例題などで、識別子が特に意味を持たない場合、foo,bar,buz(baz)という何の意味も無い識別子が使われます。4つめはほとんど使われないので、これと言って決まったものは無いのですが、quuxとかrexなんかが使われます。
なぜこのような識別子が使われるようになったかは諸説紛々あり、謎です。
また、日本ではhogeという識別子が使われることが多いのですが、何故「ホゲ」なのかはこれまた謎です、ほげ好きの手塚治虫先生にも答は出せないでしょう。他にpiyoとかhoeもありますが、hogeに比べて使われる頻度は極端に少なく、hogeの亜種であるhogehogeなどが使われることの方が多いようです。
この識別子に「意味など無い」と言うことを知らないとハマってしまうことがあります、というか私はハマりました。言語のリファレンスや英和辞書を調べても無駄です。なぜなら「意味が無い」からです。
アホ知識っぽいですが、知らないとハマるので、困った事に重要な知識です。覚えておきましょう。
物理シミュレーションでは、物理の公式で使われているもの(例えば重力加速度はg)から引っ張ってきているものが多いのですが、AppleScriptで物理シミュレーションもないので、加速度までとしておきました。