-- [コメント文]
# [コメント文]
(* [コメント文
コメント文...] *)
--か#のあと行末までがコメントとして、構文確認時に無視される。
また、(*から*)に挟まれた部分もコメントとなる。その場合、*)の後は必ず改行である必要がある。どうも手抜きっぽい。
#によるコメントは、AppleScript2.0(Mac OS X10.5)以降で使える書式で、次の例のようにAppleScriptの先頭行に記述して、テキストとして保存すれば、そのテキストをシェルスクリプトとして実行できる。
#!/usr/bin/osascript
これはUNIXでの一般的な書き方に合わせたもので、シェルスクリプト化する目的以外で#によるコメントを使う必要はないと思うが、一応、先頭行以外でも#をコメント開始記号として使える。
コメントの中にコメントを入れる「入れ子」にしたりなど、あまり複雑な使い方をすると、正しく構文確認できなくなることがあるので、シンプルな使い方を心掛けたい。
特に(* *)の方は、ときどき、シンプルに使ってもAppleScriptの方が勘違いしたりする。例えば、以下のコメントはエラーとなる。
(*"ダブルクォーテーション *)
以下のように囲っておくとエラーにならない。
(*"ダブルクォーテーション"*)
ちなみに、以下もエラーにならない。
--"ダブルクォーテーション
beep -- ここから先、コメント
(* ここからコメント開始
beep
閉じるまで何行でもコメントは続く
閉じたらコメント終了 *)