running

結果(Result)

真偽値アプリケーションが実行中か

解説(Note)

 AppleScript2.0(Mac OS X10.5)で追加された命令。
 状態を調べようとアプリケーションにtellして属性を調べようとすると、アプリケーションが起動してしまうため、SystemEventsのapplication processを使ったりする必要があった。
 しかし、このrunning命令はアプリケーションを起動せずに使えるので、より直感的なスクリプトが書けるようになった。

 また、running命令の導入に伴い、アプリケーションの持つ属性であるnameやversionもアプリケーションを起動せずに、値を調べることができるように変更された。
 このことで、起動前に状態を調べての判断が可能になった。

用例(Example)

  1. tell application "iTunes"
    	if running then display dialog "now running"
    end tell