make [new] クラス識別子
	[at 参照]
	[with data 様々な値]
	[with properties レコード]

引数(Parameters)

クラス識別子新しいオブジェクトのクラス
参照新しいオブジェクトを挿入する位置
様々な値新しいオブジェクトが最初に持つデータ
レコード新しいオブジェクトの属性値

結果(Result)

参照新しく作られたオブジェクト

解説(Note)

 アプリケーションに設定されているオブジェクトならば、windowのようなものだけで無く、wordなんかも作れたりする。
 アプリケーションやオブジェクトによって、かなり動作に違いが見られるので、各自で確認して使用して欲しい。

 相対(relative)参照を使って位置を指定することが多いので、そちらも参考にして欲しい。

 旧Mac OSのアプリケーションでは、atで位置を指定しなくても適当な位置に挿入するものが多いが、Mac OS X(Cocoa)のアプリケーションでは、位置を指定しないとオブジェクトを作れないことが多いので注意。

用例(Example)

  1. tell application "スクリプティング対応エディタ"
    	make word at after word 1 of document 1
    end tell
  2. tell application "スクリプティング対応エディタ"
    	make window with properties {name:"made with AS", position:{100, 100}}
    end tell
  3. tell application "TextEdit"
    	make new document at beginning of documents
    end tell